今さら人様には聞けない疑問を解決してスッキリしましょう!>なぜ、自転車のスプリント競技は最初から全力疾走しないのか?
・なぜ、自転車のスプリント競技は最初から全力疾走しないのか?
タイムではなく、選手ふたりの勝ち負けを競う自転車のスプリント
競技では、ふたりの選手が全力疾走するのはラストの一周あたり。
それまでは、リンクをゆっくり走り、ときには止まってしまうこと
もある。
しかし、スタート・ダッシュをかけて逃げ切ってしまえば・・・・
と考えるのは、素人の浅はかさ。もしも、スプリント競技で最初から
全力疾走すれば、まず確実にその選手は負ける。なぜなら、スプリント
競技では、先行すると確実に体力を消耗してしまうからだ。
理由は、風。最初から全力疾走する選手がいれば、相手はこれ幸いと
その後にぴったりとつくはず。逃げる選手はかっこうの風よけになり、
最後の勝負どころで体力が温存できるからだ。
ちなみに、日本の競輪では勝負に関係のない「先導誘導員」がレース
を引っ張ることになっている。これは、その昔、選手達が先頭にでる
ことを嫌い、レースがみな極端なスローペースになったため。これでは
見ているほうも楽しくないというわけで、先頭誘導員が誕生したのである。
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