今さら人様には聞けない疑問を解決してスッキリしましょう!>警察の「巡査部長」は、どれくらいエラいのか?
・警察の「巡査部長」は、どれくらいエラいのか?
「部長」といえば、サラリーマンなら“いちおうの出世の到達点”
といわれる。
ところが、この「部長」がやたら多いのが警察の世界。石を投げれば
「巡査部長」に当たるありさまなのである。
しかし、この巡査「部長」、民間企業でいえば、主任や係長といった
ところ。なぜ、実態は係長がせいぜいなのに「部長」と名前がつくの
かといえば、「巡査部長」とは「巡査」を束ねる部署の「長」だから。
「巡査」は警察組織のピラミッドの中ではもっとも下にあるため、
その「長」といっても、ほとんどエラくないのだ。
ちなみに、高卒以上で警察官の採用試験に合格した「ノンキャリア組」
の場合。巡査でスタートして、高卒で4年、大卒なら1年で「巡査部長」
の試験を受ける資格ができる。つまりうまくすれば20代前半で「部長」
になれてしまうのだ。
肩書きだけでも「部長」に早くなりたい人は警察官になるのも手かも
しれない。
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