今さら人様には聞けない疑問を解決してスッキリしましょう!>タバコの自動販売機の銘柄はどうやって決めるの?
・タバコも自動販売機の銘柄はどうやって決める?
「マイルドセブン」を吸っている人はあまり不便を感じないはずだが、
「両切りピース」を吸っている人はつねづね不満に思っていることが
あるはずである。
それは、タバコ自動販売機にはこうしたマイナーな銘柄のタバコが
少ないということ。いったい、タバコの銘柄は誰がどういう基準で
決めているのだろう。
答えはJTでも、外国のタバコメーカーでもない。タバコ屋さんが
勝手に決めているのだ。
その基準は、シェアの上位銘柄というだけでなく、地域性や客層を
考慮して決められる。
たとえば、東京・歌舞伎町などの盛り場では、外国タバコをたくさん
入れている自動販売機が多い。理由はもちろん、外国タバコは、
ホステスさんやそのスジの人々に愛好家が多いから。
反対に過疎といわれるような村では「わかば」が入っていたりする。
さらに、自動販売機は、不特定多数の客を相手にしているように見えて
じつは案外“固定客”が多く、店側は固定客のために特殊な銘柄を
入れておくケースもあるのだ。
|