今さら人様には聞けない疑問を解決してスッキリしましょう!>なぜ、師走になると「第九」コンサートが多くなる?他
・なぜ、師走になると「第九」コンサートが多くなる?
師走の風物詩として、すっかり定着したのが「第九」コンサート。
ベートーベンの第九交響曲「合唱付き」のコンサートである。
最近は、全国各地で「第九を歌う市民の会」などというものも誕生
しているほどだが、なぜ、師走になるとかくも「第九」だらけに
なるのか?
ひとつは「第九」はベートーベンが作曲した最後の交響曲だから一年
の最後に演奏するというもの。
もうひとつは、「第九」コンサートをすれば、演奏家たちの“餅代”が
でるということである。きわめて現実的な理由である。
・銀行の窓口は、なぜ午後三時に閉まる?
午後三時にはシャッターを下ろしてしまう店がある。いわずとしれた
銀行である。
これは明治23年に定められた旧銀行法によって、窓口業務は九時から
3時までと定められたからである。
つまり、午後三時以降は、お金の勘定や事務処理などの仕事のために、
窓口を閉めてもよいというのが当時の明治政府の考えで。一世紀以上
にわたって日本の銀行はその指導を守っているのである。
もちろん、現在はこんな法律はなく、銀行独自に営業時間を決めても
よいことになっているが、そうはなっていない。
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