今さら人様には聞けない疑問を解決してスッキリしましょう!>「ラコステ」のマークは、なぜ、ワニなのか?
・「ラコステ」のマークは、なぜ、ワニなのか?
ポロ、傘、ペンギンなどポロシャツの左の胸には、さまざまなブランド
マークが刺繍されているが、これを世界で最初にやったのが、フランス
のラコステ社。ラコステ社のそれは、もちろんワニである。
では、なぜ、ラコステ社はワニのマークを胸に刺繍するなんてことを
思いついたのだろうか?
ラコステ社を創立したのは、ルネ・ラコステ。1920年代に全仏の
タイトルを3回も獲得した、フランスの名テニスプレイヤーだった彼
は、引退後の1933年、ラコステ社を設立してテニスウェアの製造、
販売に乗り出すことになった。
彼の現役時代のニックネームは、粘り強さを象徴する「クロコダイル
(ワニ)」。そこで、ラコステは、胸にクロコダイルのマークをつける
ことを考えたのである。
こうして、世界ではじめてブランドマークのついたテニスウェアが
誕生。またたくまに世界的なブランドに成長し、若者だけでなく、
中年のオジさんのカジュアルウェアとしても地位を獲得したのである。
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