今さら人様には聞けない疑問を解決してスッキリしましょう!>なぜ、天気予報案内は177番になった?他
・なぜ天気予報案内は177番になった?
電話で天気予報が聞けるようになったのは、昭和29年9月1日の
ことだった。電電公社(現NTT)では、本当に利用客がいるのか、
半信半疑でスタートさせたのだが、サービスの内容が浸透するに
あたって、利用客は確実に増えていった。
10年後の昭和39年には、「177」を全国統一の電話番号に指定
し、このとき気象庁も「いい天気になれなれ」と覚えてほしいと
呼びかけた。「177」に決まったのは、単に空き番号でゴロが良かった
だけの話である。
・年賀状の由来は?
年賀状が一般に広まったのは、明治時代以降のこと。近代的な郵便制度
が日本に導入された後である。
ただし、江戸時代にはすでに、年賀状のルーツのような習慣があった。
裕福な武士や商人の間で。飛脚を利用した年賀の挨拶が行われていたのだ。
お年始にいけないような遠く離れたところに住む人に、年始の挨拶を書いた
書状を飛脚にたくしたのである。
そして、この習慣は、1873年、明治政府が郵便はがきを発売、料金の
安い葉書を年賀の挨拶に使えるようになって急速に広がっていった。
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