今さら人様には聞けない疑問を解決してスッキリしましょう!>なぜ野球は9回で終わるのか?
・なぜ、野球は9回で終わるのか?
アメリカでベースボールが誕生した頃、野球は回数制ではなく、
バレーボールや卓球のように点数制で行われていた。回数に関係
なく、「先に21点取った方が勝ち」というルールだった。
それが9回で終わるようになったのは、チーム付きのコックさんから
のブーイングがきっかけだった。1845年のことである。
当時、21点取るまで戦うため、試合がいつ終わるか、誰にも見当が
つかなかった。そのルールにブーイングをしたのが、ニューヨークの
野球チームのチーム付きのコックたち。
試合終了後、相手チームをレセプションに招待することになっていても
いつ料理を用意していいのかわからない。そこで、ゲームセットの時間
が、あらかじめ計算できるように、野球のルールを改定してほしいと
訴えたのである。
当時のアメリカは、まだ12進法の影響が色濃く残っており、野球にも
12進法が取り入れられて、その4分の3である9回が採用されること
になったのである。
三振でワンアウト、スリーアウトでチェンジというのも、12進法の
影響である。
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